お茶の詳解。

白茶<バイチャ>:茶葉を摘んで天日で自然乾燥させ、その後加熱し発酵を停止させた茶葉。微発酵茶。

白毫銀針

白茶<バイチャ>の代表茶。主に福建省で造られ、香りの好いお茶。ガラスのコップ等で淹<い>れると、

茶葉が沈んで底に立ち恰も木立を眺めている様な、、、。視覚でも楽しめるお茶。

白牡丹:水色は強く出るのですが、味わいは淡く上品。

極品寿眉:

貢品寿眉:

毛峰寿眉:

黄茶<フアンチャ>:白茶よりも発酵度の高いお茶。弱発酵茶。 君山銀針をはじめ10種を数える。

              君山銀針:黄茶の代表。湖南省が主な産地、香り味ともに柔らかなのですが、

                   強い生理活性を伴う。<幻の茶>とも呼ばれている。

青茶<チンチャ>:緑茶と紅茶の中間、半発酵茶。烏龍茶の事。水色がややグレーがかって青く見えるので青茶<チンチャ>と呼ばれている。

 大紅袍

 これは、上海の宋園と言うお茶専門店で無理を言って分けてもらった茶葉。

 烏龍<ウーロン>茶なのですがこの茶葉が採れる樹が現在4本しか残っていない、樹齢も1000年を遥かに超えると謂う。

 生産量も極端に少なく年間で20kgしか採れない。歴代国家主席が外国を訪問する際、手土産にする為のお茶。

 試しに他の茶葉店で <これと同じ茶葉を下さい。> と言って茶葉を見せると、

 どの店員さんも、一様に目をまるくしたのが非常に印象的でした。勿論、返事は<メイヨ!>の一言、いい時代でした。

         鉄観音:中国茶とくれば<テッカノン>と言うぐらい日本では著名な福建省の名産茶。独特な製方なので製方をさす事もある。

           白毛猴:茶葉の形が猿の毛に似ている処からこの名が付いた。また、崖にある茶葉を猿に採らせたとの伝説もある。

武夷水仙:

安渓烏龍:

紅枹鉄観音:

濃香鉄観音:

濃郁鉄観音:

曼陀嚴水仙:

凍頂:

 

ほんの一部の紹介ですが、中国茶は奥深い、、、。